房総半島(千葉県)には竹が溢れています。
かつては生活のさまざまなシーンで活用されてた竹も、ここ数十年のライフスタイルの変化のせいで、活かされることが激減しました。
結果として、竹は雑草と同じような扱いになり、竹林は荒れ果て、挙げ句の果てには「竹害」とまで言われるようになりました。
「竹は、歴史的役割を終えた」
そんなことを言う人もいます。本当にそうでしょうか。
少なくとも私たちはそうは思いません。
むしろ、現在主流のプラスチックの方が、“歴史的な役割を終える”日は近いと感じています。そして「ポスト・プラスチック」を担うのは、竹であると信じています。
ただライフスタイルが変化した以上、やはり「竹の活かし方」にも変化が必要です。かつてのライフスタイルに回帰することは現実的ではないし、今を生きる我々だからこそ竹に吹き込むことができる“息”があるのではないかとも思います。
そんな思いを持った仲間とともに、2019年5月に房総竹部(ぼうそうたけぶ)はスタートしました。2024年6月時点で部員は100人を悠にを超え、2022年4月からは全国出張講座も始まり、竹の輪はどんどん広がっています。
竹細工、メンマ作り、竹明かり、竹楽器など、先人たちの残した技術を最大限に活かし、後世に伝えつつ、様々なアプローチで新たな「竹の活かし方」を模索しています。
そして、竹部の活動を持続可能なものにするために、全部員が何らかの形で「竹を仕事にすること」を目指しています。そこが通常の「お教室」とは決定的に違う点です。
房総竹部では、様々なお仕事の依頼を承っています。
・竹細工の出張講座
・竹を使ったワークショップなどのイベント
・竹を使った商品作り
・竹を使った空間演出
・竹を使った舞台照明
・竹を使った地域づくり
・竹の部活動に関する講演会 など
上記以外にも、「誰に話を持っていけばいいかわからない…」という状況があれば、下記のフォームよりお気軽にご相談ください。
また部活動の見学も随時受け付けております。事前にご連絡いただければ見学が可能ですので、お気軽に遊びに来てください。